1993年12月13日(月)の新聞から

トップ記事

日経「コメ部分開放 今夜決定、首相声明発表へ、新ラウンド成功へ決断、外相帰国」

読売「コメ開放 今夜決定、調整受託表明へ、閣議後に首相声明、国民に理解訴え」

朝日「極右と共産が躍進、新憲法案は採択、ロシア新議会選 国民投票、与党選択 優勢保つ」

 コメ開放の記事は朝日も1面で報道しています。
 ウィキペディアによれば、ウルグアイ・ラウンドは、1944年のブレトン・ウッズ協定によって成立したGATT・IMF体制の下に行われた通商交渉としては、ケネディ・ラウンド、東京ラウンドと並び有名なものです。1986年から1994年までの通商交渉であり、世界貿易上の障壁をなくし、貿易の自由化や多角的貿易を促進するために行われました。
 日本としては苦渋の選択でありますが、世界からみれば当然の選択だったのです。因みに首相は細川さん、副総理兼外相は羽田さんでありました。


この日の読売新聞から

気になった記事
 15面に「エイズ予防キャンペーン、知るということから始めよう」との記事があります。私がエイズという言葉を初めて耳にしたのは、1984年のことでした。友人がアメリカで広がっているとのことを、酒の席で言っておりました。この新聞記事の時点では、日本で右肩上がりに感染者が増えていきはじめの状態でした。

目にとまった広告
 3面にサラ金のリッチの広告があります。このリッチ社は1975年に設立されており、その後に合弁などがあり社名が変わり、2007年には閉店、そして2012年に破産となりました。

TV欄を見ると
 テレ東18:30に「愛ラブSMAP」という番組があります。私がSMAPという名を初めて聞いたのは1996年のことでしたが、この1993年の時点で結構な人気者だったようです。因みにこの番組は、1991年から1996年まで放送されていました。