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日経「政府、低金利政策を展開へ、二段構えで引下げ、まずは買いオペで素地、公定歩合一厘下げ、三月までに断行も」
読売「波乱を含む新春政局、最大の焦点 日韓、年内解散の議論も、統一地方選など山積み」
朝日「日本への信頼確保、池田外交 西側路線を強化、まず慎重に日韓処理」
この日の朝日新聞から
気になった記事
3面に小さく「外電豆手帳」というコーナーがあり、「蒋総統年頭メッセージ」とあります。国府の蒋介石総統は国民への新年のメッセージを送り、「局部戦争発動の好機」と述べています。その理由は、中共は全面崩壊寸前であり、フルシチョフと毛沢東の衝突、この2点をあげています。
因みにここでの国府とは、今我々が呼ぶところの台湾、そして中共とは中国のことです。
目にとまった広告
出版社と映画の広告が並ぶ中、キッコーマン醤油の広告が興味深かったです。「おしょうゆの常識が変わってきました」として、「和68.5%、洋10.3%、華14.1%、他7.1%」がしょうゆを使う料理分野だとしています。
経済的に豊かになり始め、食卓にのぼる料理に幅がでてきたことから、しょうゆの存在意義を強調したかったのでしょうね。
TV欄を見ると
正月らしさがあるTV欄の中に、日テレ10:00に「新春コロムビア歌謡大行進」とあります。この頃はレコード会社単独で歌番組の出演者を組んでいたのですね。
出演者は、村田英雄・五月みどり・美空ひばり・コロムビアローズ・島倉千代子・真理ヨシコ・北原謙二・神戸一郎・藤てるみ・トリオロスチコスとなっています。
私が初めて聞く名前について簡単に調べてみました。
真理ヨシコは童謡歌手で、「おかあさんといっしょ」の初代うたのおねえさんであり、後に東洋英和女学院大学名誉教授になったお方です。藤てるみは1962年に「東京ヤ・ヤ・ガール」という曲を出していたようです。トリオロスチコスはプエルトリコの3人組で長らく活躍した方々らしいとのことです。