1962年1月20日(土)の新聞から

トップ記事

日経「海外進出会社の二重課税を防ぐ、子会社配当無税に、外国税額控除を拡充、大蔵省 今国会に提出」

読売「国会乗り切り、首相高姿勢に、法案成立へ対決覚悟、参院選と党内事情から」

朝日「再開国会に与野党意気込む、自・社 対決の構え、民主は独自性を示す」

 自民党の国会戦略に焦点を当てた読売・朝日のトップ、日経はやはり経済・企業の記事です。これは朝日・読売は触れていないものです。


この日の読売新聞から

気になった記事
 2面に「輸出第一主義をとれ、経済同友会が見解発表」とあります。既に国内需要に軸を置いた経済成長に先が見えてきた時期なのでしょうか。日経のトップ記事と合わせて考えると、興味深いものです。


目にとまった広告
 「ユニー、三角の新しい頭痛薬、小林杏雲堂製薬」というものがあります。この会社は1967年に小林薬品工業に社名変更されました。調べてみましたらこのユニーという頭痛薬、今でも販売されております。


TV欄を見ると
 ゴールデン・タイムに「名犬ラッシー」「サーフサイド6」「ジェットパイロット」と、アメリカのドラマが並んでいます。またカラー放送は3つあり、NHKが2番組(バス通り裏、あなたが選ぶのど自慢)、日テレが1つ(大相撲)です。民放が大相撲を中継していたのですね。