1958年9月11日(木)の新聞から

トップ記事

日経「最低限度を設ける、全銀協、標準金利方式を検討、公取の意向打診」
 ここでの標準金利方式については、ネットから情報を得られませんでした。


読売「日米安保条約、改定取りつけに期待、具体的な交渉は日米委で」


 朝日「神奈川など四県中止、15日勤評闘争 各県の動き、授業放棄、東京ほか廿二県、十日現在」
日教組の授業放棄と総評の登校拒否戦術による闘争です。各県で足並みは乱れたものの、15日に行われました。


 金融制度の拡充、日米同盟の方向性、そして公務員の労働問題、戦後から抜け出していく中での、三紙三様のトップ記事でした。



この日の読売新聞から

気になった記事
 1面に「岡印刷部長、欧米視察へ」との、小さな見出しがあります。自社の一従業員の海外出張を一面に掲載する、全く理解できないものです。


目にとまった広告
 1面に芝浦製糖の広告があります。扱い品として「精製糖、ビール糖」とあり、また「社長 花田菊造」とまで書いてあります。湘南糖化工業、湘南糖化工業、そしてこの芝浦製糖が1970年に合併し、三井製糖になりました。


TV欄を見ると
  13:00から「世界と日本」との番組があり、この日は「オートメーション」がテーマでした。この放送に興味がありますが、それよりも平日の昼間に誰が見ていたのかに関心があります。