1957年5月3日(金)の新聞から

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日経「激減した保有外貨、政府 対策を迫られる、実質九億三千万ドル、四月に三億余ドルも減る、IMF短期借入論も、四月末推定」
  前年4月には十四億五千四百万ドル、輸入増か、大蔵省は物質で持つか金で持つかの相違だとコメントしています。


読売「原水爆対策転換へ、全世界的規模で、政府、実験禁止の現実策」



朝日「天然ウラン協定を断念、商業契約へ切換え、秋までに入手急ぐ、濃縮ウラン協定細目協定は合意なる」


この日の朝日新聞から

気になった記事
3面に「きょう憲法施行十周年、とりやめになった記念式典、盛り上がらぬ改正論議、与野党ともに一服状態」とあります。憲法改正とは古くて新し問題であり、この日より60年近く経った今では、9条の存在がより大きな憲法改正論議の壁になっています。


目にとまった広告
 この日の夕刊の最終面左下側には、映画紹介。左側には大英の「刀傷未遂」(長谷川一夫、岡田茉莉子、勝新太郎)、真中には東映の「隼人族の叛乱」(市川右太衛門、中村錦之助)カラー、右側には大英の「永すぎた春」(若尾文子、川口浩)撮影快調、カラー、とあります。
 因みにアマゾンで検索したところ、「永すぎた春」はDVDで販売中、「隼人族の叛乱」はかつてVHSで販売されていたもよう、「刀傷未遂」はヒットなしでした。