1957年6月3日(月)の新聞から

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日経「あくまで短期決戦、大蔵省、国際収支の均衡回復急ぐ、今野引締めで効果なければ さらに強い手


読売「首相 東南ア訪問の結論、自立指導権とる、ねらいは国連での発言力増大、二つの陣営、本質は同じ」
ビルマ(現 ミャンマー )・インド・パキスタンがサバクの国セイロン(現 スリランカ )・タイは緑の国


朝日「国鉄、きょう処分、職場大会の全参加者、抗議闘争、組合直ちに抗議大会」


この日の朝日新聞から

気になった記事
 1面下に「安念山(立浪部屋)が初優勝、大相撲夏場所」との見出し記事があり、安念山がトロフィーを抱えている写真が掲載されています。他にもスポーツ面で大きく取り上げています。

 安念山は小結での優勝で、翌場所は関脇、大関が期待されていました。目前まで大関が近づいたのですが昇進できず、1965年に引退し、1969年には立浪部屋を継承しました。親方としては北尾を横綱に育てましたが、その後は双羽黒(北尾)騒動や部屋継承騒動などがおきました。


目にとまった広告
 8面下に昭和重機工業の広告があり、「昭和の冷房装置」を「今年こそ実現したいお店の冷房」と宣伝しています。この会社についてネットで調べましたが、情報を得られませんでした。


TV欄を見ると
 NHK 19:20からの「今日の産業」は「X線フィルム」を取り上げています。富士フィルムのサイトによれば、結核対策としてX-レイフィルムの重要が増え、1951年からは結核の定期検診が義務付けられ需要が一気に増えたとあります。