Afro Blue
(Mongo Santamaria)
(6分29秒)
【この曲、この演奏】
この曲も1963年にコルトレーンが演奏し始めた曲であり、この欧州ツアーでも取り上げてきた曲です。
コルトレーンはソプラノ・サックスで陰影の気配を表現し、バンド全体がこの色合いで1分ほどのテーマを演奏しています。続いてマッコイの2分強のソロ、そしてコルトレーンのソプラノによる演奏が3分半弱あって、エンディングとなっていきます。マッコイもコルトレーンも、テーマで作り上げた世界を一層深く表現する、至妙な演奏となっています。
【エピソード、ラジオ放送】
この11月4日のシュトゥッガルトでの公演は、ラジオ局 SDR (Süddeutscher Rundfunk) が放送した。曲順に関してはラジオ局の資料によるものであり、ドイツのジャズ誌 Jazzpodium の編集者である Gudrun Endress氏の調査によって得られた情報である。この日のコンサートは「Treffpunkt Jazz (Meeting Place Jazz)」というイヴェントの一環として行われた。(資料07)
【ついでにフォト】
2015年 みなとみらい、横浜
(2022年12月16日掲載)