19630119-03

Everytime We Say Goodbye
(Cole Porter)
(5分17秒)



【この曲、この演奏】
 1962年欧州ツアーで何度も演奏されたこのスタンダードが、このペン・ステートでも演奏されました。

 コルトレーンがソプラノ・サックスでテーマを2分ほど演奏しますが、このカルテットがスロー・テンポの中で密にまとまっている姿に、うっとりとします。このテーマの後にマッコイの2分弱のソロ、再びコルトレーンが登場しサラッとテーマを奏でて、演奏は終わっていきます。

 もっとタップリとこの曲を演奏して欲しいと、誰でも思う事でしょう。



【エピソード、演奏会場】
 広い敷地のペンシルベニア州立大学、通称ペン・ステートの中で、西側、長方形での左下に、コルトレーンが演奏したシュワブ・オーディトリアム (Schwab Auditorium) がある。大学のページやGoogleマップで、白い重厚な2階建かなと思う建物を見ることができる。このホールについて、大学のホームページにこの建物について、次のように書かれている。(Google翻訳)

 シュワブ オーディトリアムは、ペンシルベニア州立大学の最初の建物であり、個人の寄付によって賄われました。Bethlehem Steel Corporation の創設者、Charles M. Schwab は 30 年間大学の理事を務め、クラシック リバイバル オーディトリアムを建設するために 150,000 ドルを寄付しました。1903 年に完成したシュワブには、プロセニアム ステージと 900 席のルネサンス様式のシーティング エリアがあります。

 センター フォー ザ パフォーミング アーツは、シュワブのパフォーマンス スペースを室内楽や一部のジャズ コンサートに使用している。

収録アルバム

【ついでにフォト】

2003年 香港

(2023年1月29日掲載)