19600322-0304

Walkin’
(Richard Carpenter)
(16分22秒)



【この曲、この演奏】
 1956年2月18日のパサデナのライブから、コルトレーンはマイルス・グループでこの曲を何度か演奏してきました。そして1960年3月22日のストックホルムでも、前半の部でこの曲が取り上げられたのです。

 目を覚ませとのようなトランペットから演奏は始まり、短いテーマの後に、3分半のマイルス、6分弱のコルトレーン、4分弱のケリー、そして1分ほどのチャンバースのアルコのソロへと続きます。どれもがこの世の渡り方を考えているかの演奏で、飽きることなく聴けるものです。

 演奏は更にマイルスの二度目のソロとなり、エンディングへ向かいます。

 なおこの二度目のマイルスのソロは、資料07によればマスター・テープの不具合で、12小節がカットされているとのことです。
この後に「The Theme」が47秒演奏されて、ファースト・コンサートは終わります。



【エピソード、正直なジョン、目隠しテストに答える その7】
 レナード・フェザーがコルトレーンに試みたブラインドフォールド・テストが、「ダウンビート」誌 一九五九年二月十九日号に掲載されている。

チェット・ベイカーの「フェア・ウェザー」(リヴァーサイド盤)
テナー = ジョニー・グリフィン。作曲 = ベニー・ゴルソン。

コルトレーン
 テナーはジョニー・グリフィンだね。あとのプレーヤーは分からない。曲自体はベニー・ゴルソンぽかったな・・・テーマがいい。あのメロディが。ソロも良かったが・・・たまにコード進行の解釈に悩んだ。そこだけ他の曲から取ってきたのか、それとも元々そういう曲なのか、よく分からなかった。

 おそらく、アレンジに少し凝りすぎて、そのほうがふさわしいと解釈したんだろう。ソロが始まると、聴こえるべきラインが聴こえなくなってしまったが・・・それでも良かったよ。コンポーザーの力量と、次にソロに敬意を表して星三つだ。トランペッターは誰だか分からなかったな。 (資料04より)

収録アルバム

【ついでにフォト】

2005年 香港

(2023年5月27日掲載)