19580204-08

Milestones (take 3)
(Miles Davis)
(5分41秒)



【この曲、この演奏】
 「モード手法の典型的な曲である。いくつかのスケール(旋律)を巧みに組み合わせたテーマでの3管によるアンサンブルが非常に斬新である。短い演奏ながらモード手法による先駆的な演奏として歴史的価値は高い」(資料09)

 この日、この曲の二度目の演奏です。

 演奏構成はテイク1と同じであり、甲乙つけ難い演奏内容です。アダレイのソロが滑らかな演奏となり、マイルスのソロにはゆったり感がある点が、二つのテイクの違いでしょう。

 この素晴らしい演奏は、アルバム「Milestones…. Miles Davis」に収録されました。




【エピソード、曲名について】
 資料06、07、08、09でも、この曲の名称は「Milestones」となっている。しかしながらアルバム「Milestones…. Miles Davis」のレーベルには「Miles」とクレジットされている。だがジャケット裏面には「Milestones」と書かれている。(資料07)

初収録アルバム

【ついでにフォト】

2011年 みなとみらい

(2022年4月12日掲載)