Airegin
(Sonny Rollins)
(5分42秒)
【この曲、この演奏】
マイルス・クインテットでの1956年10月26日のプレスティッジでの、マラソン・セッション後半でこの曲が演奏され、アルバム「クッキン」に収録されました。ちなみにこのマラソンでも「Oleo 」から「Airegin」との、演奏順でした。
コルトレーンのこの曲の演奏記録は、マラソン後半とピーコック・アレイの二つだけです。
この曲の紹介でBurksが「Newk’s Number 2」としゃべっており、ブートレグCDのSoulard「Newk #2」とこの曲をクレジットしています。またJazz Factoryでは「Announcement / The Theme」と、この曲が書かれています。
さて演奏ですが、冒頭に演奏のものとは思い難い鐘の音が入っています。トランペットとテナー・サックスでてテーマが演奏され、リズム陣によってスリリングな味わいが加わっています。続いてマイルスからコルトレーンへとソロが続き、テーマとなってこの曲は終わっていきます。
これに続いて1分ほど「The Theme」が演奏されています。
【エピソード、正直なジョン、目隠しテストに答える その1】
レナード・フェザーがコルトレーンに試みたブラインドフォールド・テストが、「ダウンビート」誌 一九五九年二月十九日号に掲載されている。
ウッディ・ハーマンの「クレイジー・リズム」(エヴェレスト盤)
テナー・サックス=ポール・クィニシェット。アレンジ=ラルフ・バーンズ。
コルトレーン
アレンジに関しては星三つをあげよう。いいと思う。ソロもいいし、バンドの演奏も申し分ない。演奏者についてはちょっとわからないな・・・テナーはポール・クィニシェットっぽくて好きだね。彼のメロディアスなプレイが好きなんだ。レコーディングの音質もいい。アレンジはおそらく・・・(ニール・)ヘフティが書いたようなサウンドだし、(カウント・)ベイシー楽団かな。
(資料04より)
【ついでにフォト】
2005年 香港 (2023年4月27日掲載)