Miles Davis & Marcus Miller
music from “Siesta”
Warner Bros.原盤
1987年2月録音
メアリー・ランバート監督でエレン・バーキン主演の1987年公開映画「シエスタ」は、最近の記憶が喪失し空港で苦しんでいる若い女性が自分は殺人に関連しているのでは疑い、謎解きを行い、衝撃的な事実を明らかにしようとするお話とのことです。(Wikipediaより)
この映画の音楽を、マイルス・デイヴィスとマーカス・ミラーが担当し、そのアルバムを今日は取り上げます。
1987年1月から2月に掛けて録音され、11月に発売されました。
ジャズ・ファンクの「動のマイルス」に対してこのサントラ盤は、「静のマイルス」との 響きです。西部劇での撃ち合いの悲しさや、スペインでのフラメンコのショーが終わった後の寂しさが漂っていると、私は感じました。
映画は評論家から酷評されたようですが、話自体は興味あるもので、そこに流れる音楽も素晴らしいので、機会あれば是非とも観てみたいです。