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Martial Solal Dodecaband
Plays Ellington
Dreyfus原盤
1997年12月録音
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、200円で購入した作品です。
フランスのジャズ界、欧州のジャズ界の重鎮であるピアニストのマーシャル・ソラールが、70歳の時に制作したエリントン集で、12人編成での演奏です。
ドデカバンドと発音するのかはわかりませんが、ソラールはこのバンドで1994年から活動しているようです。その活動の詳細情報をネットから得ることは出来ませんでしたが、1997年にスタジオ録音でこのアルバムを制作したことからすると、それなりの継続活動であったのでしょう。
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エリントン楽団の有名曲を題材にして、ソラールのビッグバンドの魅力を存分に発揮している1枚です。その魅力とは、軽やかさの中で縦横無尽なアレンジを施し、管楽器の魅力を存分に発揮しているところです。
発売は2000年なのですが、その時に新譜コーナーでこの作品を見かけてもレジに持って行くことは無かったであろう私にとっては、中古セールで出会えたことに感謝です。