John Lewis
Evolution Ⅱ
Atlantic原盤
2000年録音
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、290円で購入した作品です。
ジョン・ルイスがソロ・ピアノで「Evolution」をスタジオ録音したのは、1999年1月のことでした。今日取り上げる作品はその第2集とのアルバム名ですが、こちらはギター、ベース、ドラムスとの2000年のライブ演奏です。
ニューヨークのメイソニック・ホール
ハワード・コリンズ(g)、マーク・ジョンソン(b)、ルイス・ナッシュ(d)
ニューヨークのタリータウン・ミュージック・ホール
ハワード・コリンズ(g)、ジョージ・ムラーツ(b)、ルイス・ナッシュ(d)
ジャズ界の名ピアニストであるジョン・ルイスは、2001年3月に80歳で亡くなりました。彼が作った曲とスタンダード2曲の計10曲で構成されているこのアルバムは、彼の遺作になります。
思慮深くブルージーさもあるジョン・ルイスのピアノが、ここでは爽やかさに包まれています。彼の曲やスタンダードが、安堵感に包まれた朝日を浴びているように輝いています。
スタンダードの「Come Rain or Shine」、彼の古いオリジナルの「Trieste」「Django」と続く展開に、心地よさを感じました。