Jimmy Smith
Organ Grinder Swing
Verve原盤
1965年6月録音
ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、?円で購入した作品です。
ジミー・スミスのアルバムと言えば、日本ではブルー・ノートの1500番台と4000番台に残した数々のアルバムが人気と言えます。1950年代半ばから1960年代初頭にかけて制作されたものです。
ジミー・スミスはその後にヴァーヴに移籍し、1960年台終盤までに、これまた多くのアルバムを残したました。しかしながらその内容の違いから、ヴァーヴのスミスの人気はブルー・ノートの影に隠れているともいえるのでしょう。しかしそんな中でも、「ウェス・モンゴメリーとのアルバム」や「黒猫のスミス(?)」、そして今日取り上げる「手回しオルガンでスウィング」などは人気作品となっています。
ギターにケニー・バレル、ドラムスにグラディ・テイトを従えての、トリオでの録音です。
低音から高音へ響き抜けるオルガンの魅力がブルージーでファンキーな世界へと展開し、そこにエンターテイメントとしての音楽の楽しさが合わさり、体を揺らしながら楽しめる作品です。ブルー・ノートのスミスも素晴らしいですが、ヴァーヴのスミスならではの魅力も良いものです。