2023年10月2日掲載

Leo Wright
Blues Shout
Atlantic原盤
1960年6月録音

 ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。

 ガレスピー・バンドでの活動で、知っている方は知っているという存在のレオ・ライト、サックスとフルートの奏者です。

 その彼が輝いていたのは、1960年代初めにアトランティック及びその傍系レーベルに3枚のリーダー作を吹き込んだ時期となるのでしょう。7年ほど前にこの「今日の1枚」でその2枚目の作品を取り上げましたが、今日取り上げるのはその最初の作品となります。

 レオ・ライトのサックスがよく歌っていた2作目には、彼の仲間が駆けつけての録音となっていましたが、この1作目にも次の方々が参加しています。
リチャード・ウィリアムス
ジュニア・マンス
アート・デイヴィス
チャーリー・パーシップ
ジジ・グライス

 「今度、自分のアルバムを作るんだ、背中を押してもらえないか」
 「いいよ、レオ。オレでよければいくらでも力を貸すぜ」

 そんなやりとりがあって、ガレスピーの元で一緒にやったメンバーを中心に集まって、この1枚ができたのではと、想像します。とにかく、和やかな雰囲気に中で、レオ・ライトの歌心が満開となった1枚です。前半がフルート、後半がアルト・サックス、素敵な響きです。

 私が持っているのは10年ほど前に国内廉価CD発売のものです。そしてそれは、「日本初CD化」でした。それまでは、たまたま本作品を手にしていた方々が、ニンマリとしながらこの作品を楽しんでいたことでしょう。