2019年12月9日掲載

Gerry Mulligan
at Storyville
Pacific Jazz原盤
1956年12月録音

 ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、150円で購入した作品です。

 続けて初めて聴くジャズ名盤です。誰もが認めるジェリー・マリガンの代表作です。またマリガンが大人気を博していた時期の作品です。メンバーはボブ・ブルックマイヤー(vtb)、ビル・クロウ(b)、そしてデイブ・ベイリー(d)です。

 この「今日の1枚」でマリガンの作品を取り上げるのは5枚目になりますが、パシフィック・ジャズ時代の10吋を集めてCD化した作品に、本作はジャケがそっくりですね。

 この作品いついてネットで調べごとをしていたところ、Amazonのカスタマーレビューに「This is a great Jazz presentation; how do I know this—-I am Dave Bailey, the Drummer on the CD !!!」という投稿を見つけました。後段が事実かどうかは別にして、前段は誰もが一致した意見なのでしょう。

 パシフィック・ジャズの中でも、「真っ白」演奏の作品なので、私自身はどっぷり浸るという演奏ではありませんが、楽しむことはできました。

 作品中でマリガンもブルックマイヤーもピアノを器用に弾いてますが、それを前面に出したテイクは如何なものかと思いました、世間の評価の高さは私でも分かるものでした。