2019年12月1日掲載

Cannonball Adderley
Somethin’ Else
Blue Note原盤
1958年3月録音

 ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、250円で購入した作品です。

 「何か別のもの」と普通は訳すタイトル名ですが、スラングとして「変わっている」とか「素晴らしい」との意味があります。まぁ、こんなこともこの作品を紹介する際に散々用いられて来たことでしょう。キャノンボール・アダレイがリーダーであり、ハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、そしてブレイキーがリズム・セクションであります。そしてこの作品をジャズの名盤であり入門作品となったのは、マイルスの参加であります。

 「今日の1枚」は自分でジャケをスキャンするとのこだわりがあり、なかなかLPでしか持っていない作品は取り上げてきませんでした。ユニオン関内店の特売に感謝しながら、今日は本作を聴いて観ます。

 「枯葉」「ラヴ・フォー・セイル」と続く展開は、スタンダードの魅力、そしてジャズの魅力と言えるでしょう。多くの方と言うより、全てのジャズ好きが、この2曲でジャズの洗礼を受けのでしょうね。
 リーダーのアダレイ、陽気にファンキーなサックスも良いのですが、この作品での憂いのアダレイも素敵なものです。