Girgio Gaslini・Anthony Braxton
Four Pieces
Dischi Della Quercia原盤
1981年11月録音
エディ・ゴメスとのデュオ作品を残したジョルジオ・ガスリー二が、今度はアンソニー・ブラクストンとのデュオ作品を録音しました。
1929年イタリア生まれのガスリー二と、1945年シカゴ生まれのブラクストン、この二人の組み合わせは興味津々のものです。この二人の接点はとWikipediaで見ますと、1976年と1977年のニューオーリンズでのジャズ・フェスティヴァルで共演があったようです。
LPレコードでのA面はブラクストン作の1曲で占めており、デュオでの演奏となっています。B面はガスリーニ作の3曲が収録されており、デュオ、ブラクストンのアルトでのソロ、ガスリー二のピアノでのソロとなっています。
この二人の共演が残っていることだけでも、ジャズ・ファンにとっては嬉しいことです。更に嬉しいのは、その内容の豊かさです。それぞれのソロ演奏も良いですが、やはりブラクストンとガスリーニの曲での二人のぶつかりと会話の素晴らしさでしょう。