2019年5月10日掲載

Rosewell Rudd – Giorgio Gaslini
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Dischi Della Quercia原盤
1978年7月録音

 トロンボーン奏者のラズウェル・ラッドは1960年代にシェップやチェリーらと共に、ジャズの可能性を追い求めていき、その後も真摯な音楽活動を続けた方です。
 そんな彼と、ピアノのガスリーニさんのデュオ作品です。

 ブルースの匂いがトロンボーン演奏から舞い上がるラズウェル・ラッド、それを迎え撃つガスリーニの奥深いピアノ。その二人の協調とその奥でのぶつかり合い。デュオの楽しさが奏功している作品です。
 トロンボーンとピアノのデュオ作品というのが存在していることでも、価値のある作品でしょう。