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ECM-1676/77 NS
András Schiff / Peter
Serkin Mozart / Reger / Busoni: Music for Two Pianos
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ECM 1676/77 NS Andras Schiff, Peter Serkin – Music For Two Pianos — Mozart / Reger / Busoni 1999
Andras Schiff, Peter Serkin, piano; Wolfgang Amadeus Mozart, composer.
American Academy Of Arts And Letters, NYC, November, 1997
Fugue In C-Minor For Two Pianos K. 426: Allegro Moderato
Andras Schiff, Peter Serkin, piano; Max Reger, composer.
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Theme: Andante
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Un Poco Piu Lento
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Agitato
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Andantino Grazioso
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Andante Sostenuto
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Appassionato
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Andante Sostenuto
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Vivace
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Sostenuto
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Vivace
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Poco Vivace
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Andante Con Grazia
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Allegro Pomposo
Variations And Fugue On A Theme Of Beethoven For Two Pianos Op. 86: Fugue: Allegro Con Spirito
Andras Schiff, Peter Serkin, piano; Ferruccio Busoni, composer.
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Choral-Variationen
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Fuga I
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Fuga II
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Fuga III
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Intermezzo
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Variatio I
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Variatio II
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Variatio III
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Cadenza
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Fuga IV
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Corale
Fantasia Contrappuntistica For Two Pianos Busoni-Verzeichnis 256b: Stretta
Andras Schiff, Peter Serkin, piano; Wolfgang Amadeus Mozart, composer.
Sonata In D-Major For Two Pianos K. 448/375a: Allegro Con Spirito
Sonata In D-Major For Two Pianos K. 448/375a: Andante
アンドラーシュ・シフについて
(ウィキペディアより引用)
サー・アンドラーシュ・シフ(Sir András Schiff [ˈɒːndrɑ̈ːʃ ˈʃif], 1953年12月21日 – )は、ハンガリー出身のピアニスト。1987年にオーストリアの、2001年にイギリスの市民権を取得し、2014年にイギリスでナイト爵を授与されている。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどドイツのバロック音楽および古典派音楽を中心レパートリーとし、シューマンやショパンなどのロマン派音楽までを演奏する。室内楽奏者としても知られる。室内管弦楽団カペラ・アンドレア・バルカ (Cappella Andrea Barca)の創設者、指揮者でもあり、弾き振りもおこなう。妻でヴァイオリニストの塩川悠子も同楽団で第1ヴァイオリン奏者を務める。
経歴
1953年、ブダペスト生まれ。両親ともホロコーストからの生き残りであった。5歳からピアノを始め、14歳からフランツ・リスト・アカデミー(現:リスト・フェレンツ音楽大学)でクルターグ・ジェルジュ、カドシャ・パール、ラドシュ・フェレンツ(ハンガリー語版)に学び、その後ロンドンでジョージ・マルコムに師事し、またタチアナ・ニコラーエワとベラ・ダヴィドヴィチの元でも学んだ。1974年に第5回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第4位に入賞し、注目を集め、活躍の場を広げる。日本へは1977年に初来日。武蔵野音楽大学でシューマン、上野学園大学でバッハを日本コロムビアレーベルで録音した。
1988年、ザルツブルク音楽祭でシューマンを集中的に取り上げる。1989年から1998年にわたって室内楽フェスティバル「ムジークターゲ・モントゼー」の芸術監督に就任。1995年 ハインツ・ホリガーとともに「イッティンゲン聖霊降臨音楽祭」を創設。1998年 ヴィチェンツァで「Hommage to Palladio (パラディオへのオマージュ)」と題するシリーズを開始。
1999年 室内オーケストラ「Cappella Andrea Barca」を創設[1][5]。2004年 ベートーヴェンの32のソナタの録音をチューリッヒで開始。2004~2007年のヴァイマル音楽祭ではアーティスト・イン・レジデンスを務める。2006年、ボンのベートーヴェン・ハウスの名誉会員に選出[5]。2008年シーズンのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のピアニスト・イン・レジデンスを務めた。2008年12月~2009年3月、NHK『スーパーピアノレッスン』に出演[9]。
教育活動にも力を注ぎつつあり、現在はドイツのデトモルト音楽大学教授、ミュンヘン音楽大学の客員教授というポストに就いている。またザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学や、母校であるリスト・フェレンツ音楽大学をはじめ、各地の著名音楽大学でマスタークラスを開いてきた。
永らく、リスト・フェレンツ音楽大学は彼によって率いられることが望まれてきたが、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル政権が右傾化を強め、政府がTV局や新聞紙などメディアをコントロールし、世論をコントロールしている状況を彼が2011年に厳しく批判したことでナショナリストから猛攻撃を受けたため、今後は母国ハンガリーでは演奏しない。
ピーター・ゼルキンについて
(ウィキペディアより引用)
ピーター・アドルフ・ゼルキン(Peter Adolf Serkin, 1947年7月24日 – 2020年2月1日)は、アメリカ合衆国のピアニスト。ピーター・サーキンとも表記される。
来歴
父はピアニストのルドルフ・ゼルキンで、母は大ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの娘イレーネというニューヨークの音楽一家に生まれる。ピーターのミドルネーム「アドルフ」は、祖父アドルフ・ブッシュにちなんで名付けられたという。
幼少期はカール・ウルリッヒ・シュナーベルからピアノを習う。1958年、11歳になったピーターはカーティス音楽院で音楽を勉強し始め、ポーランド出身のピアニストミエチスラフ・ホルショフスキ、アメリカ出身のピアニストリー・ルビージや父親ルドルフ・ゼルキンから指導を受けた。1965年に同音楽院を卒業。学んだ教師の中にはその他にエルンスト・オースター、マルセル・モイーズやカール・ウルリッヒ・シュナーベル等もいた。
1959年には、父ルドルフ、祖父アドルフ・ブッシュが設立者の一員であるマールボロ音楽祭に出演し、初めてのコンサート出演を果たす。その演奏後、ジョージ・セル率いるクリーヴランド管弦楽団やユージン・オーマンディ率いるフィラデルフィア管弦楽団などを含む、実力のあるオーケストラから出演依頼が届くようになる。
1966年、19歳のとき、グラミー賞にて最優秀クラシック・アーティスト新人賞を受賞。
1968年、結婚し子供が生まれてから間もない頃、ピーターは音楽を演奏することを全く辞める決意をした。そして1971年の冬、彼は妻ウェンディと小さい娘のカリーナを連れてメキシコの田舎の小さな町に越した。その地で8ヶ月が過ぎて行った。日曜日のある朝、ピーターは隣家のラジオからヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽が流れてくるのを聴いた。その音楽を聴いているうちに、「やはり僕は演奏をするべきなのだ、という気持ちが、触知できるほど明らかになっていくのが分かった」と彼は言う。そして休暇を終え、アメリカに帰ると、彼は改めて音楽家となった。
1973年には、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を勉強する為に、リチャード・ストルツマン、アイダ・カヴァフィアン(英語版)、フレッド・シェリー(英語版)らと共に現代音楽演奏団体「タッシ(英語版)」を結成した。同年5月には、西武劇場(現・パルコ劇場)の同劇場オープニング記念講演である第1回「Music Today」(武満徹プロデュース)に出演[3](「タッシ」としてではなく単独でピアニストとして)。
1976年、来日してピアノ演奏会を開催する予定であったが、直前に病気を理由にキャンセルとなった。
また、1978年5月〜6月開催の第5回「Music Today」(於・西武劇場)にタッシとして出演した。
2020年2月1日、膵臓がんの為にニューヨーク州レッドフックの自邸にて死去[6]。72歳没。
感想
巨匠二人のピアノ演奏に自分が溶け入るような気分になり、フェルッチョ・ブゾーニとマックス・レーガーという作曲家に出会えたことを喜び、心地よい1時間半が過ぎていった。何でもこのアルバムが、ECMでのシフの初作品だそうだ。
2023年7月18日掲載