5-40
ECM-1825 NS
András Schiff
J.S. Bach: Goldberg Variations
JAZZDISCO.org から
ECM 1825 NS J.S. Bach – Goldberg Variations — Andras Schiff 2003
Andras Schiff, piano; Johann Sebastian Bach, composer.
“Stadtcasino”, Basel, Switzerland, October 30, 2001
Aria
Variatio 1 A 1 Clav.
Variatio 2 A 1 Clav.
Variatio 3 A 1 Clav. Canone All’Unisono
Variatio 4 A 1 Clav.
Variatio 5 O Vero 2 Clav.
Variatio 6 Canone Alla Seconda A 1 Clav.
Variatio 7 O Vero 2 Clav. Al Tempo Di Giga
Variatio 8 A 2 Clav.
Variatio 9 Canone Alla Terza A 1 Clav.
Variatio 10 Fugetta A 1 Clav.
Variatio 11 A 2 Clav.
Variatio 12 Canona Alla Quarta A 1 Clav.
Variatio 13 A 2 Clav.
Variatio 14 A 2 Clav.
Variatio 15 Canone Alla Quinta. A 1 Clav. Andante
Variatio 16 Ouverture A 1 Clav.
Variatio 17 A 2 Clav.
Variatio 18 Canone Alla Sexta A 1 Clav.
Variatio 19 A 1 Clav.
Variatio 20 A 2 Clav.
Variatio 21 Canone Alla Settima A 1 Clav.
Variatio 22 Alla Breve A 1 Clav.
Variatio 23 A 2 Clav.
Variatio 24 Canone All’Ottova A 1 Clav.
Variatio 25 A 2 Clav. Adagio
Variatio 26 A 2 Clav.
Variatio 27 Canone Alla Nona A 2 Clav.
Variatio 28 A 2 Clav.
Variatio 29 A 1 O Vero 2 Clav.
Variatio 30 Quodlibet A 1 Clav.
Aria
ゴルトベルク変奏曲について
(ウィキペディアから引用)
ゴルトベルク変奏曲(ゴルトベルクへんそうきょく, ドイツ語: Goldberg-Variationen) は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる2段の手鍵盤のチェンバロのための変奏曲 (BWV 988)。全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、1741年に出版された。バッハ自身による表題は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」 (ドイツ語: Clavier Ubung bestehend in einer ARIA mit verschiedenen Veraenderungen vors Clavicimbal mit 2 Manualen) 。
詳細
「アリアと種々の変奏」と題されているが、バッハが音楽を手ほどきしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(de:Johann Gottlieb Goldberg)が不眠症に悩むヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵(de:Hermann Carl von Keyserlingk)のためにこの曲を演奏したという逸話から「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られている。しかし演奏には高度な技術が必要で、当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから、逸話については懐疑的な見方が多い。
ピアノが主流となった時代から20世紀初頭まで演奏されることは少なかったが、ワンダ・ランドフスカがモダンチェンバロによる演奏を録音し、高く評価された。グレン・グールドはレコード会社に反対されながらもデビュー盤にこの曲を選択、1956年にリリースされたピアノ演奏のレコードは世界的な大ヒットとなった。
感想
ジャズ・ファンの中には、バッハの「ゴルトベルグ変奏曲」をグレン・グールドの演奏で親しんできた方も多いのとことだ。私も1955年と1981年のグールドの演奏に、接してきた。
この2001年ECMのシフの「ゴルトベルグ変奏曲」は名作であるらしい。この20年前にもシフはこの曲に挑み評価の高い作品を残しているが、それを上回る評価を、この2001年作品は受けているとのことだ。
私はこのシフの演奏を、微笑ましく嬉しい気持ちで聴き通した。仲の良い家族に風が吹き込み、いろいろありながらも、絆が深まっていくような動きを感じながら、シフの「ゴルトベルグ変奏曲」を聴き終えた。
2023年7月21日掲載